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ジェスチャー機能を強化したAndroid版「Chrome 30」がリリース、「Chrome 31」のベータ版も登場

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GoogleがAndroid版「Chrome 30」をリリースしました。Google Playストアから更新や新規インストールができます。

このバージョンではジェスチャー操作が強化されており、タブの切り替えや新しいタブの作成がよりしやすくなりました。

アドレスバー上で左右にスワイプすると開いてるタブを切り替えることができます。上下にスワイプすれば、タブ一覧画面が表示されます。また、画面右上のメニューボタンを下方向にスワイプするとメニュー項目が表示され、手を離さずに項目を選択することが可能になりました。なお、画面の左右フリックでタブを切り替えるジェスチャーは以前から実装されていましたが、今回のアップデートでジェスチャーの判定箇所がアドレスバー上のみに変更されたことにより、不用意なタブ切り替えアクションが発生することがなくなりました。

ジェスチャー以外の機能では、ページ上の画像をロングタップして開くメニューに「この画像をGoogleで検索」という項目が追加されました。同じ画像を使った記事や類似した画像が検索結果として表示されます。

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Googleは次のバージョンとなるAndroid版「Chrome 31」のベータ版もリリースしました。こちらもGoogle Playから更新や新規インストールができます。

「Chrome 31」ではまず、ホーム画面にページのショートカットを作成する機能が追加されました。メニューから「ホーム画面に追加」をタップするとショートカットを作成できます。

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新しいタブを作成した時のページも新しくなりました。Google検索が直接行えるようになったほか、ブックマークなどのメニューの表示方法も変わり、新しいタブのページをより速く開くことができるようになっています。

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このほか開発者向けの更新として「requestAutocomplete()」コマンドに対応したことにより、GoogleチェックアウトなどのWEB決済がより簡単にできる仕組みをサイト上に構築することが可能になりました。これについてはデモページで体験することができます。

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情報元:Google