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ジャパンディスプレイ、スマートウォッチへの展開が期待される超低消費電力メモリーインピクセル反射型液晶の量産を開始

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ジャパンディスプレイが「メモリーインピクセル反射型液晶モジュール」の量産を開始したと発表しています。スマートウォッチ等のウェアラブル機器での展開が期待されます。

量産出荷されたのはメモリーインピクセル(MIP)タイプの反射型カラー液晶です。反射型なのでバックライトを必要とせず、さらに画素に組み込まれているメモリで画像情報を保持するMIPタイプとなっており、超低消費電力での画像表示が可能とのことです。

製品は2タイプあり、ひとつは180×180ピクセルの0.99インチ丸型液晶。もうひとつは205×148ピクセルの1.39インチ液晶。スペックは同一で、精細度は182 ppi、色数は64色、コントラスト比は20 : 1、反射率は32%、消費電力は静止画で0.13 mW、1Hz動画で0.16 mWとなっています。

情報元:ジャパンディスプレイ