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ASUS、NVIDIAの次期チップ「Tegra3(Kal-El)」を搭載したタブレットを開発中

ASUS、Kal-Elチップ搭載タブレットを開発中

ASUS、Kal-Elチップ搭載タブレットを開発中

ハイスペック且つ比較的安価なAndroid3.0搭載タブレット「EeePad」を発売し注目を浴びているASUSですが、今度はNVIDIAの最新チップ「Kal-El」を搭載したタブレットを開発中のようです。またそれに加えて、Intelのチップを搭載したタブレットも同時に開発中とのことです。

Kal-ElはNVIDIAの次期SoCとなるTegra3の開発コードネームです。CPUコア数が2から4、GPUは12コアへ変化し、周波数も最大1.5GHzまで引き上げられます。総合的なパフォーマンスは、現在のハイスペックと機と呼ばれる端末に使われている「Tegra2」の約5倍とされています。

先日、モトローラがこのKal-Elチップを搭載した2つのスマートフォン(BulletとJet)を開発中だとする噂が流れましたが、タブレット、スマートフォンの両方で、これからのスタンダードとして使われるチップになってきそうです。

また、同時に開発しているという端末はAtom Z670というIntel製チップを搭載しているそうです。CPU周波数は1.5GHzで、1080pフルHD動画再生が可能です。そして強力な省電力設計になっているということです。

ライバルとなるQualcommからはMSM8x60というチップセットが既に発表されており、HTCやPantechからこのチップを搭載した端末が近く発売される予定です。HTC EVO 3DやHTC Sensation、Pantech Vega2(仮名)らがそれにあたります。

こういった次世代機といって差し支えないような端末が今年の夏の終わりから年末にかけて続々と登場してきます。これらが現行端末と比べてどのくらいのパフォーマンスを発揮するのかも気になりますし、チップセットメーカーごとの特徴の違いや性能差も大変気になるところです。

情報元:Engadget