4月10日から4月12日までの3日間、東京ディズニーランドに行って遊んできました。ディズニーランドに行くのはかれこれ10年ぶりになります。今年6歳になる娘を連れて行くのは今回が初めてのことで、しかも11日は雨と強風、寒波に見舞われてしまいとても大変でしたが、逆にそのおかげで来園者は通常よりも少なく、人気のアトラクションにもすいすい乗ることができて、”夢の国”をそれなりに満喫することができました。
この記事ではディズニーランドパーク内でのスマートフォンの活用の仕方や、おすすめのアプリなどを紹介したいと思います。
ショーの抽選はスマホで
ディズニーランド・ディズニーシーには、鑑賞するのに抽選が必要なエンターテイメントショーがあります。抽選は所定の場所まで出向いて行う方法と、スマートフォンアプリから行う方法があるのですが、スマートフォンで抽選した方が歩かなくて済むので良いです。
アプリはオリエンタルランド公式の「東京ディズニーリゾート公式 ショー抽選アプリ」というものです。抽選はパーク内でなければ行えないのですが、事前にインストールだけ済ませておくとスムーズだと思います。抽選の時は同行者全員でちょっとしたワクワク気分も味わえます。
スマホで当日の混雑状況も確認
ディズニーランドに行く日を決めるときには、その日の混雑予想を表示してくれるアプリが便利です。この手のアプリはたくさん提供されているので、何個かインストールして複数の情報を参考にするのが良いと思います。同種のウェブサイトもあります。
待ち時間やFPの発券状況、施設の場所はスマホで確認
アトラクションのスタンバイ時間(待ち時間)やFP(ファストパス)の発見状況は、スマートフォンでリアルタイムな情報を確認できます。
ディズニーリゾート公式サイトでも確認できるのですが、非公式の「パーフェクトディズニーガイド – ディズニー待ち時間 -」というアプリを使って確認するのがおすすめです。
アプリのトップ画面がパーク内のマップになっていて、現在地もプロットされるので、トイレやポップコーン売り場など、最寄りの施設の場所がすぐに確認できます。また、各アトラクションの場所をタップするとリアルタイムのスタンバイ時間が確認できるうえ、そのアトラクションがFP対象かどうか、運休中かどうかという情報まで一発で確認できるので便利です。
写真をイラストやフレームで飾ってプリントアウト
パーク内で撮影した写真にオリジナルのイラストやフレームをつけて現像してくれる「デジタル・フォトエキスプレス」というサービスが提供されています。パーク内の専用端末にアプリで写真データを送信してプリントアウトします。
雨の日は遊びづらくて残念ですが、実はデジタル・フォトエキスプレスには雨の日にしか注文できないフレームもあるので、逆にチャンスだと思って利用してみると良いと思います。
「ハピネスカム」でその場でしか撮れない写真を撮る
オリエンタルランド公式の「ハピネスカム」というカメラアプリがあります。パークの外でも使えるのですが、パークの中の所定の場所で撮影すると、限定のエフェクトを付けた特別な写真を作ることができます。
GPSで場所が特定され、実際にその場所に居ないと撮れないというところがポイントです。撮っておけばきっと良い思い出になると思います。
写真はカメラとスマホの両方で
数年前まではテーマパークに行くとなればカメラは必携のアイテムでしたが、最近では誰もがスマートフォンを持っているために「撮影はスマートフォンのみで」と考える方も多いと思います。しかし今回ディズニーランドに行って思ったのは、スマートフォン以外のカメラ、それも「ディスプレイを使わないで撮影できるカメラ」を、スマートフォンとは別に持っていったほうが良いということです。
なぜかというと、アトラクションによっては撮影が許可されているものもあるのですが、その場合でも、ディズプレイを使っての撮影はほとんどのところで禁止されているからです。ディスプレイから発せられる光が場の雰囲気を壊してしまったり、眩しくて他のお客さんに迷惑だったりするからなのでしょう。ディスプレイをファインダー代わりに撮影するスマートフォンはもちろん、ファインダーを持たないコンデジなどでも撮影ができません。
だからといってスマートフォンのカメラが全く使えないということもありません。アトラクションの外ではスマートフォンでの撮影に制限はありませんから、片手で気軽に動画を撮るときなどにはスマートフォンのカメラが重宝します。防水対応の機種なら雨が降っていても気兼ねなく撮影できるところも良いですね。
それと特に威力を発揮するのがセルフィー(自撮り)です。キャスト(パーク内のスタッフ)が近くにいないけど家族全員が写った写真が撮りたいなどというとき、スマートフォンなら構図をディスプレイで確認しながら、失敗の少ない写真が撮れます。
特殊なエフェクトを付けた撮影もスマートフォンは得意ですね。というわけで、撮影はスマートフォンとカメラを使い分けるのがベストだと思います。
スマホは用途を絞って使う
普段はカメラに時計にスケジュール帳にと大活躍するスマートフォンですが、充電できる施設が用意されていないディズニーのパーク内では、できるだけ用途を絞るのが賢明です。特にカメラはバッテリー消費が激しいですし、連続して使い続けると過剰に発熱して、カメラ機能だけでなく、他の機能のパフォーマンスも一時的に下げてしまう恐れがあります。
また、スマートフォンはこれひとつで何でも出来る万能のアイテムですが、やはりそれぞれの専用の機器には使い勝手や素早さで敵わないことが多いです。時刻やスケジュールを短い時間で確認したり、パーク内のマップを見たりするのは、腕時計や紙ベースの資料の方がずっとスマートで、落とさないように恐る恐るポケットから取り出し、電源ボタンを押してロック画面を解除する・・・、などということを、両方の手を塞いでまでいちいちやりたくはありません。それでなくともパークチケットやモノレールの切符、ガイドマップ、ファストパス、飲み物、カメラ、防寒具・・・、雨が降っていれば傘やポンチョなど、頻繁に取り出したり使わなければならないものはとても多いのに。
それと、車載用のバッテリーチャージャーがあるからといってスマートフォンをカーナビ代わりに使うのもできれば止めたほうが良いと思います。バッテリーチャージャーの性能によっては、充電しながらでもバッテリー残量は減り続けます。パークについていざ遊ぼうと思ったときには残量がかなり減っていた・・・、なんてことも起こりえます。
スマホでなければ出来ないこと
ではスマートフォンをどんな時に活用すればよいかというと、最も重要度が高いのはやはり同行者との連絡手段として使うことです。通話はもちろん、LINEなどでのメッセージのやりとりは同行者との連携に必須で、これはスマートフォンでなければできません。
ウェブサイトやアプリを使っての情報入手もそうです。ガイドマップやガイドブックなどには載っていない、リアルタイムで貴重な情報はスマートフォンで手に入れます。天気を時間単位でこまめにチェックすることも大切です。
モバイルバッテリーは必携。泊りがけなら充電器を忘れないで
最近では長時間駆動が可能な機種も増えてきましたが、それでも念のためにモバイルバッテリーを持っていくことをおすすめします。先ほども言いましたがパーク内には充電できる施設がありません。もしバッテリーが切れてしまったら、離れてしまった同行者と連絡する手段がなくなってしまいます。
モバイルバッテリーを忘れてしまった場合、パーク内で購入することもできます。実物を確認していませんが、電話で問い合わせしたところUSB Type-Cに対応した製品も売っているそうなので、USB Type-Cを採用したスマートフォンでも安心です。
それと、泊りがけで行くなら充電器は忘れないで必ず持っていきましょう。ホテルで次の日の計画を立てたりするのにもスマートフォンを使いますから、さすがに充電無しでは乗り切れません。
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ということで、そんなに濃い内容ではないのですが、これからディズニーランドに遊びに行く人は是非参考にしてみてください。