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ローソンでスマホ払い。電子マネー決済とバーコード決済の2種類がある

ローソンではスマートフォンを使ってどのような支払いができるのでしょうか。調べてみました。

おサイフケータイ/Apple Payで電子マネー決済

ローソンはいくつかの電子マネーでの支払いに対応しています。Androidスマートフォンならおサイフケータイ、iPhone(今のところiPhone 7 / 7 Plusのみ対応)ならApple Payに電子マネーを登録設定しておけば、レジの電子決済端末にスマートフォンをかざすだけで代金の支払いができます。

近くのコンビニで飲み物やちょっとした食べ物を買うくらいであれば、お財布や現金を持ち歩かなくてもスマートフォンだけで買い物が出来てしまうのが良いところです。また、支払いもスピーディーかつスマートです。

おサイフケータイ/Apple Payで電子マネー決済をする流れとしては、購入したい商品をレジまで持っていき、レジの店員さんに「○○○で支払います」(○○○には使いたい電子マネーの名前が入る)と伝えます。店員さんが電子決済の準備をし終わるのを見てから、スマートフォンを音が鳴るまで電子決済端末にかざします。これで支払いが完了します。

ローソンで使える電子マネー

ローソンは、iD、QUICPay、楽天Edy、WAONの4つと、いわゆる交通系電子マネーと呼ばれているKitaca、Suica、TOICA、ICOCA、SUGOCA、PASMO、nimoca、はやかけん、manacaの9つ、合計で13の電子マネーに対応しています。セブンイレブンでは使えないWAONが使えるというところがひとつポイントでしょうか。

このうちおサイフケータイに対応しているのは、iD、QUICPay、楽天Edy、WAON、Suicaの5つ。Apple Payに対応しているのは今のところ、iD、QUICPay、Suicaの3つのみです。

共通ポイントを貯める

ローソンは共通ポイントとして「Ponta」と「dポイント」に対応しています。電子マネーでの支払い時にポイントカードを提示すれば100円につき1ポイントがもらえます。貯まったポイントは1ポイント=1円として使えますし、とてもお得な「お試し引換券」を発行するのにも使うので、ポイントは是非とも集めておきたいところです。

Pontaカードとdポイントカードは、スマートフォンの画面上にバーコードを表示する「デジタルポイントカード」に対応していて、アプリをインストールすることで利用できます。プラスチックカードを持ち歩く必要がなく、スマートフォンだけでポイントを貯めたり使ったりできるので便利です。

さらにおサイフケータイ機能を使った「モバイルPonta」「モバイルdポイントカード」も利用できます。かざして支払いをする時、同時にポイントも付与されます。デジタルポイントカードのように毎回アプリを起動する必要がないので、よりスムーズな買い物が可能です。

おすすめの電子マネーは?

ローソンでスマートフォンのみを使って電子マネー決済する場合に限って言えば、恐らくdカードと紐付けた「iD」の利用が一番お得になります。

dカードはNTTドコモが発行しているクレジットカードです。かつてはDCMXという名前でした。ドコモの利用者じゃなくても発券できます。

このdカードをiDの決済用カードとして紐付けておくことで、ローソンでiDを使った支払いをするだけで支払額の2%のdポイントが付与されます(デジタルdポイントカード利用の場合はバーコードの提示も必要)。さらに、クレジットカード請求時には代金の3%が割引されて請求されるので、合わせて5%もの還元が受けられます。

おサイフケータイ/Apple Payの準備

(Androidスマートフォンの場合)
おサイフケータイに対応しているスマートフォンの場合、標準でおサイフケータイの機能が使える設定になっています。

プリインストールされている「おサイフケータイ」アプリを起動し、一覧の中から利用したい電子マネーを選択。サービスによって内容は多少異なりますが、会員登録や初期設定をすると、電子マネーが実際に利用できるようになります。すでに持っている電子マネーカードをおサイフケータイに引き継ぐことも可能です。

(iPhoneの場合)
iPhone 7、iPhone 7 Plusが店頭でのApple Payの利用に対応しています。Walletアプリを開いて「カードを追加」をタップ。画面の案内にそってカードを追加します。カード発行会社によるカードの確認が終わったら「次へ」をタップします。

バーコード決済

電子マネー決済とは別に、スマートフォンに決済用のバーコードを表示させることで代金が支払える「バーコード決済」という決済方法が用意されています。。対応しているのは「支付宝(Alipay)」と「LINE Pay」の2つ。

たとえばLINE Payなら特別なアプリを入れなくても普段使っているLINEアプリを使って利用できるので、使い始めるまでの敷居は低いと言えます。LINEのサービスをよく使っている方なら、余分なLINEポイントをLINE Payの残高に変換してそれを買い物の支払いに充てられるというのも魅力だと思います。

使い方としては、LINEアプリのメニューから「LINE Pay」をタップ。残高が十分にあることを確認した上で「コード」をタップして支払い用のコードを画面に表示させます。後はレジの店員さんにLINE Payで支払いたい旨を伝えてコードをスキャンしてもらえば支払いが完了します。

残念なところはバーコード決済での支払いにはLINEポイントが付かないことです。また、ローソンで支払えるのは1会計30,000円までなので、この点にも注意が必要です。

電子マネーやバーコード決済で支払えない商品・サービス

公共料金・収納代行票の支払や、iTunesカード/Google Payギフトカードなどの各種商品券、切手・ハガキ・印紙、テレホンカード類、QUOカード、バスカード・各種乗車券・回数券の購入は、電子マネーやバーコード決済では代金を支払うことができず、現金でのみの支払いとなっています。また一部のLoppi取次サービスへの支払いもできません。