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東京メトロが忘れ物自動通知サービスの実証実験を開始。駅に届くと持ち主に通知

東京メトロが今日6月19日から「お忘れ物自動通知サービス」の実証実験を開始しています。

このサービスは、市販の忘れ物防止タグ「MAMORIO」を活用し、持ち主が所持品の位置情報を確認できるものです。

利用者は1個3,780円のタグを購入し、傘やかばんなどの持ち物に取り付けておきます。タグが付いた忘れ物が駅に届くと、持ち主のスマートフォンやタブレットに場所が通知されます。

今回の実証実験では、飯田橋駅構内のお忘れ物総合取扱所と、忘れ物の取り扱いが特に多いという3駅(銀座線渋谷駅、丸ノ内線池袋駅、有楽町線新木場駅)の駅事務室に専用アンテナを設置。この4か所のいずれかにタグが付いた忘れ物が届くと、自動的に持ち主に通知が行く仕組みです。

昨年度の東京メトロにおける忘れ物の受領件数は1日あたり1,835件で、返還率は約29%となっています。忘れ物の実に2/3以上が持ち主に返っていません。今回の実験で、忘れ物の早期発見・早期引き渡しにつながるか否かが検証されます。

なおMAMORIOを活用した忘れ物通知サービスは東急電鉄が昨年から試験導入をしていますが、地下鉄事業者としては今回が初めての試みになるということです。

MAMORIO販売サイト

情報元:東京メトロ