Googleのオンライン写真保存サービス「Googleフォト」に、共有のための新しい機能が追加されました。Android、iOS向けアプリとウェブ版の両方で使えます。
新機能は「共有ライブラリ」と「共有の提案」の2つです。
すべての写真を共有する「共有ライブラリ」
「共有ライブラリ」は、身近な人に自分のGoogleフォトのすべて、または一部の写真へのアクセスを常に許可する機能です。
通常の共有機能では、共有したい写真やアルバム、そして共有相手をその都度選択する必要があり、共有相手に見られてもよい写真を能動的に選別して共有するので必要以上のプライバシーを晒す心配がないものの、例えば我が子が写ったすべての写真をパートナーと共有するときなど、プライバシーを気にしない相手との共有では、選択するプロセスが手間になっていました。
新機能の「共有ライブラリ」では、あらかじめ共有相手を指定しておくことで、自分のアカウント内にある写真すべてに自由にアクセスしてもらえるようになります。新しく追加された写真も自動的にライブラリに追加されるので、写真や共有相手を選択する手間から開放されます。
ライブラリは、「すべての写真」と「特定の人物が写った写真」のどちらかを選択して作成します。また、特定の日以降に撮影した写真のみでライブラリを作成するオプションも用意されています。
なお、ライブラリは常に1人の相手としか共有することができません。ほかの相手とライブラリを共有したくなったときは、既存の共有パートナーを一旦削除する必要があります。
共有をサポートする「共有の提案」
もうひとつの機能「共有の提案」は、連絡先のユーザーの写真を撮ったとき、そのユーザーとの写真の共有を提案してくれるものです。
共有タブにアクセスすると、「共有の候補」が表示されるようになっていることに気がつくはずです。タップすると自動的に抽出された共有相手と写真が表示されるので、タイトルやメッセージを添えて送信すれば、ものの数秒で共有が完了します。
共有する前には写真を変更したり、共有相手を追加・変更することもできます。
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