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U11の強化版「HTC U11+」発表。18:9比率の縦長ディスプレイや大容量バッテリーを搭載

HTCがAndroidスマートフォンの新機種「HTC U11+」を台湾で発表しています。日本での発売は不明です。

発売は11月中旬。価格は64GBモデルが19,900台湾ドル(約75,000円)、128GBモデルが21,900台湾ドル(約83,000円)です。

「HTC U11+」は、HTCのフラグシップAndroidスマートフォン「HTC U11」の強化版です。

流行りの18:9比率のディスプレイを採用した先進的な外観や、大容量バッテリー、握ることで一部の操作が行える「Edge Sense」などを特徴としています。OSは最新のAndroid 8.0 Oreoを搭載します。

ディスプレイは6.0インチのSuper LCD 6です。アスペクト比18:9の縦長のディスプレイで、ベゼルも非常に狭いので、6インチでありながら5.5インチのU11よりも逆にスリムになり、大画面と持ちやすさの両立が図られています。また映像への高い没入感、先進的な外観も実現しています。

解像度は2,880×1,440(Quad HD+)。HDR10に対応。DCI-P3にも対応し、より広範囲の色域が表現可能になりました。

バッテリー容量は3,930mAhと、U11比で約30%増加。バッテリー駆動時間も伸びています。

本体を握るだけでカメラやメッセージアプリ、Googleアシスタントを起動できる「Edge Sense」はU11から継承されています。Edge Senseの新しい機能として、握ると回転式のランチャーが起動し、お気に入りのアプリや連絡先、クイック設定に瞬時にアクセスできる機能が追加されました。

カメラは引き続き1,200万画素のUltra Pixel 3を搭載しています。

プロセッサも同じSnapdragon 835です。メモリーは4GB RAM+64GB ROMのモデルと、6GB RAM+128GB ROMのモデルの2種類が用意されます。microSDカードに対応。

このほか、802.11 a/b/g/n/ac Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth5.o、NFC、4CA、4×4MIMO対応LTE、Quick Charge 3.0などに対応しています。

本体サイズ・重量は、158.5×74.9×8.5mm・188g。カラーバリエーションは炫藍銀、極鏡黒、透過黒の3色。

透過黒はスケルトン仕様で、薄っすらと中のパーツが透けて見えるようになっています。透過黒のみ12月上旬に発売されます。価格は同じです。

関連リンク:HTC U11+ | HTC 台灣