スマートスピーカー レビュー

Amazon Echo Dotの開封とセットアップまでを体験。声だけでトイレットペーパーが注文できた!

注文していたAmazon Echo Dotが届きましたので開封から電源投入までの体験をレポートします。

Amazon Echo Dotは、11月15日より日本国内で発売となったAmazonのスマートスピーカー「Amazon Echo」シリーズのうちのひとつです。現在は招待制での販売となり、Amazonから招待メールが届いた人のみ購入できます。

招待メールのリクエストから、招待メールの受信、そして注文までの体験は、前回のレポートにまとめました。

このようなダンボールで届きました。11月15日の午後3時頃に注文が完了し、翌11月16日の正午12時頃に届きました。流石Amazon。お急ぎ便を利用したとは言え、物凄い早さで届きます。

Echo Dotとあわせてケースも購入しました。

箱がとても小さくて驚きました。Google Home Miniの半分以下です。

こんな感じで収められていました。

入っていたのは、Echo Dot本体と、ACアダプタ、充電用のUSBケーブル、それに簡易マニュアル、クイックガイドの冊子です。

ケーブルは約1.5m。端子はUSB micro-Bです。

クイックガイドには具体的な話しかけ方が少しだけ載っています。

マニュアルには割としっかり使い方等が書かれています。

本体天面です。ボタンが4つ付いていて、音量制御やマイクのON/OFFなどができます。

思っていたよりも小さかったです。直径は10cmありません(8.4cm)。重さもスマホ1台分くらい(163g)。

Google Home Miniよりもさらに小さいから驚きです。

側面にはamazonのロゴ。

その裏側にはmicroUSBポートとAUXオーディオ出力があります。外部スピーカーから音楽などを出力できます。ちなみにGoogle Homeだとオーディオジャックがあるのは日本未発売のGoogle Home Maxだけです。

裏はラバーっぽい素材で滑らなくなっています。

今度はケースです。

ケースというよりは浅い鉢のような感じ。

表面の素材はファブリック(布)。

穴が開いてるところに本体のポート部分を合わせて上からポコッとはめるだけです。

こういった感じになります。無機質な感じが嫌ならケースを買って雰囲気を変えるのも良いと思います。

電源につなぐと設定を促されます。

Google PlayストアからAmazon Alexaアプリ(Android/iOS)をインストールし、設定を開きます。本来は設定が自動的に立ち上がるはずですが、なぜかそうならなかったので手動で開きました。

「新しいデバイスをセットアップ」をタップ。

Echo Dotをタップ。

言語を選択。

スマートフォンをWi-Fi接続。

位置情報へのアクセスを許可。

スマートフォンとEcho Dotの接続が完了。

続けてEcho DotのWi-Fi設定です。

しばらく待ちます。

これでセットアップが完了しました。

 

この後、スマートフォンとのBluetooth接続や、Amazon Fire TVなどの付属リモコンとの接続設定、スキルの設定・追加など続けてできるのですが、とりあえずはここまで来れば基本的な機能は使えるようになります。

あまり長くなりすぎてもアレなので、今回はここまでのレポートにします。正直に言うといろいろできることがありすぎて消化できていないのです。

ちょっとだけ対話してみた感想ですが、マイクの聞き取りや音量、音質などは十分に満足できるレベルで、Google Home Miniと同等と感じました。

検索の能力はGoogleアシスタントの方が高そうです。例えば「中国語でスパゲティは何と言う?」と尋ねると、Google Homeは答えてくれるのに対し、Alexaは答えてくれませんでした。

ですがAlexaにはAmazonショッピングができるという大きな強みがあります。試しに「いつものトイレットペーパー買って」と言ったら、最初は「分からない」という回答でしたが、その他に買いたいものはあるかと尋ねられたので「トイレットペーパー」と言ったところ、購入履歴から私のいつも注文しているトイレットペーパーを割り出してくれて「買いますか?」と聞き返してくれました。「はい」と言うと注文が完了しました。声だけでショッピングができてしまうというのは物凄くエキサイティングな体験です。

まだまだ他にもいろいろなことができるでしょうし、「スキル」も試してみたいと思っているのですが、何にせよできることがありすぎて軽いパニック状態になっているので、あせらずひとつずつゆっくりとやっていきたいと思います。

セットアップや管理アプリに関しては少し分かりにくかったり操作性が悪かったりして実は戸惑ったところが何箇所かあります。Google Homeのセットアップが10分くらいだったのに対し、Echo Dotは20分くらいかかりました(写真をとりながらなので通常よりも時間がかかっています)。

それと現時点で気になっていることは、スマートフォンとBluetooth接続中は、「アレクサ」の呼びかけが伝わりにくいことです。かなり大きな声で呼びかけないと反応してくれません。

またBluetooth接続中はスマートフォンで画面遷移をするたびにEcho Dotのスピーカーからの音がブチブチと切れる点も気になりました。すでに海外では実績があるはずなのにどうして・・・?私の使い方が何か間違っているのでしょうか。分かりません。

話し方のイントネーションが極端におかしいこともありました。日本語への最適化という部分ではGoogleアシスタントの方がわずかに進んでいるのかもしれません。ただ、まだ招待制での限定販売の段階ですから、一般販売の開始までには調整が進むものと期待しています。