ウェアラブル端末

「wena wrist pro」発表。ディスプレイ搭載で通知を手元で確認。心拍数センサー搭載モデルも

ソニーがwena wrist(ウェナリスト)の第2世代モデルとして「wena wrist pro」を発表しました。

発売日は12月21日。すでに予約受付けが行われています。シルバーとプレミアムブラックの2色があり、市場想定価格は前者が35,000円、後者が37,000円(どちらも税抜き)。

ディスプレイが追加

「wena wrist」はソニーが開発、販売している腕時計型のウェアラブル端末です。バンド部に通信やセンサー、バイブ、おサイフケータイといった機能を搭載し、ヘッドは付け替えられる構造にすることで、お気に入りの時計をスマートウォッチ化できるのが特徴です。

第1世代モデルとの違いは、バンド部分に有機ELディスプレイが搭載された点です。スマートフォンの電話やメールなどをここで確認できます。本体は体積比で約25%小型化し、手触りはより滑らかになりました。また、防水性能がIPX5/IPX7相当から5気圧へと向上しました。

ランニング向けの「active」

本格的なアクティビティ記録端末として「wena wrist active」という製品も発表されました。2018年3月上旬に発売されます。市場想定価格は税抜き30,000円。

wena wrist proの機能にさらにGPSと心拍数センサーを追加し、歩数や消費カロリーに加えて、移動した経路や平均速度、心拍数、睡眠状態の計測が可能です。

wena wrist proと大きく違うのは、ヘッド部を付けなくても単体でスマートバンドとして使うことができる点です。ランニングや睡眠時にはヘッドを外し、時計として使いたい時にはヘッドを着けるというように、状況に応じてスタイルを変えることができます。

ランニング向けとあってバンドの素材はシリコンラバーになります(proはステンレス)。そして防水性能は3気圧までとなっています。

対応ヘッド2製品

wena wrist proとwena wrist activeの2つに対応したヘッド部として、「wena wrist Mechanical head」と「wena wrist Solar head」の2製品が発表されました。どちらも12月21日に発売されます。

「wena wrist Mechanical head」は、wena wristシリーズ初の機械式高性能ムーブメント搭載モデルです。背面には機械式ムーブメントの動きを確認できるシースルーバックが採用されていて、高いラグジュアリー感が魅力です。

「wena wrist Solar head」は、同じくシリーズ初のソーラームーブメント搭載モデルです。ヘッド部だけなら充電無しで約半年動きます。また5気圧防水に対応しているのでアクティビティにも最適とされています。

ラインアップと価格

関連リンク:ニュースリリースwena 製品紹介ページ