au docomo SoftBank アップデート情報

AQUOS RにAndroid 8.0へのOSバージョンアップが提供中。シャープはサポートに本気

12月初旬より、シャープ製スマートフォン「AQUOS R」にOSのバージョンをAndroid 8.0にバージョンアップさせるためのソフトウェアが配信開始されています。

今のところドコモ版とau版が対象で、ソフトバンク版のAQUOS Rにも近日中に提供される見込みです。→2017年12月21日よりソフトバンク版にも配信が開始されました。

冒頭の画像にもありますが、シャープはAQUOS Rを含む最新世代のスマートフォンにおいて、発売から2年間のOSアップデートを約束しています。そして今回、現時点でほぼ最新と言えるAndroid 8.0へのバージョンアップの提供が行われました。しかも、SIMフリーモデルを含めても最速レベルでの提供となります。

アップデート内容も期待を裏切らないしっかりしたものとなっていて、Android 8.0で実装された新機能以外にも、メーカー独自の新機能や改善が盛り込まれています。ハードウェアに依存しない機能は色種の世代を問わず基本的にはアップデートで実装させていく考えのようで、実際に今回のアップデートの中にはこれから発売となるAQUOS R Compactで初めて実装された新機能も含まれています。シャープは今、OSのバージョンアップのサポートに凄く力を注いでいるようです。

アップデート内容の詳細はAQUOS Rのサポートページにて確認することができます。

AQUOS Rサポートページ

アップデート方法

「設定」→「端末情報」→「Androidバージョンアップ」を選択し、画面の案内に従って操作を行うことでアップデートできます。

アップデートはスマートフォンのみで行うためワイヤレス通信環境が必要です。LTEやWi-Fiが利用できます。なおアップデートファイルのダウンロードでは毎月のデータ通信量を消費しません。

アップデートに際して多くの注意点があります。たとえば所要時間は約30分であり、その間は通話を含む一切の機能が使えなくなることや、OSのバージョンアップ後は以前のバージョンに戻すことはできないことなどです。

トラブルを未然に防ぐためにも、携帯電話会社各社のサポートページを事前に一読することをおすすめします。

Android 8.0について

現行最新となる「Android 8.1」がPixel/Nexus端末にしか提供されていない現状では、実質的にAndroid 8.0がAndroidの最新バージョンということになります。

コードネームは「Oreo」。Nougat(Android 7.x)以前と比べて動作速度・安定性が向上し、バッテリー消費も抑えられます。また、アプリを全画面で使いながら動画の閲覧が可能な「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能や、テキストの選択やコピーがしやすくなる「スマートテキスト選択」、ログイン情報を管理・自動入力する「オートフィル」機能などが追加され、使い勝手が向上します。