Android デバイス&OS

Android Wearが「Wear OS by Google」に変更

もう1か月くらい前のことになりますが、GoogleがAndroid Wearの名称を「Wear OS by Goolge」に変更しています。アプリの名前もすでに新しいものに変わっています。

Android WearはGoogleが開発、提供してきたウェアラブルデバイス向けのOS。2014年に登場し、ソニーやMotorola、LG、Huawei、ASUSなどがこれを組み込んだスマートウォッチ製品を販売してきました。

当初はAndroid端末としか連携ができませんでしたが、2015年に「Android Wear for iOS」がリリースされ、以降はiPhoneなどのiOSデバイスとの連携も可能になりました。現在ではユーザーの3人に1人がiPhoneと組み合わせて使っているそうです。

Googleは先日、モバイル決済サービスの名前をAndroid PayからGoogle Payへと変更しています。今回の名称変更もこれと同じで、Android以外のOSを搭載した端末でも問題なく使える、より広範囲をカバーする汎用的なサービスであることを印象づける狙いがあるようです。

機能面での変更は今のところありませんが、Googleは開発者向けのイベントであるGoogle I/Oを5月に控えており、ここで何らかの大きな変更が発表されるのではないかと期待されています。

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