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ドコモの下り最大速度が今夏988Mbpsに ついに1Gbps時代に突入

今年の夏、ドコモの最大通信速度が988Mpbsになります。(2018年3月現在では)国内最速のモバイルデータ通信ということになります。

大手メディアにより数週間前に報道された内容ですからご存知の方も多いと思います。何日か前に2018年3月期 決算説明会の資料がドコモの公式サイト上に公開され、一般の人でも閲覧できるようになったので、改めてこのブログでも取り上げてみました。

決算発表会では、16年度から17年度の1年間でPREMIUM 4G対応基地局が約4万局増えたこと、そして速度については、2020年のサービス開始が計画されている5Gを見据えて「ギガ時代」に進化させていくことが語られました。

具体的には4G(LTE-Advanced / IEEE 802.16m)で実現可能な最大の通信速度である1Gbpsにほど近い、988Mbpsという速度のモバイルデータ通信サービスを今年2018年の夏から提供する予定とのことです。また上り速度も現在の最大50Mbpsから最大75Mbpsにあわせて向上します。

1Gbpsというと現在個人向けに提供されいている一般的なFTTH(固定光回線)サービスの最大速度と同じですから、家の通信環境をそのまま外出先に持っていけるようになると言っても過言ではありません。すごい時代になったものです。

実行速度(理論値ではなく実際の利用において計測される速度)は、現在でさえ平均で182Mbpsほど出ているそうですが、夏以降はさらに速度が上がる可能性があるわけです。

988Mbpsのサービスは開始当初はいつものようにエリアを限定して提供され、その後徐々に広がっていく見込みです。

対応機種については今後発売される複数機種が対応するとされています。今夏モデルとして登場が期待されるSnapdragon 845搭載機が該当するものと思われます。

ちなみに5Gは現在の100倍くらいの通信速度になるとされています。もはや次元が違いますね。

関連リンク:2018年3月期 決算説明会資料(PDF)説明会の動画