まとめ

ワイモバイル 2019年秋冬 最新スマートフォンのラインアップ/発売日/価格/特徴

2019年10月15日に発表されたワイモバイルの2019秋冬スマートフォンについて、ラインアップや発売日、価格、特徴などの情報をまとめました。

ラインアップ・発売日・価格

下記の4機種が発表されました。10月25日のXperia 8の発売を皮切りに、順次、ワイモバイルオンラインストアやワイモバイルショップ、ワイモバイル取扱店で販売が開始されます。

機種名 発売日 価格
新規・MNP 機種変更
Xperia 8 10月25日 35,784円 46,872円
Libero S10 11月8日 14,544円 21,672円
Android One S6 12月19日 21,600円 28,800円
Android One S7 12月19日 25,200円 32,400円

各機種の特徴

Xperia 8(ソニーモバイル)

最新Xperiaの特徴である21:9の超縦長ディスプレイを採用しつつ、その他のパーツのグレードを下げることで価格を抑え、買いやすくしたモデルがXperia 8です。

21:9比率のディスプレイは個性的です。映画館のスクリーンの比率とほぼ同じなので映画視聴が楽しくなるだけでなく、対応ゲームでは通常よりもフィールドを広く表示てきて有利に。また、2つのアプリを並べて表示して使ったり、SNSのタイムラインを一画面にたくさん表示できたりと、その他の多くのシーンでも恩恵が受けられます。

カメラは標準+望遠のデュアルカメラとなっていて、ワンタップで瞬時に2倍の望遠撮影ができるので、少し遠くの被写体を画質を落とさずに撮影したいときに便利です。

本体は横幅が69mmとスリムで握りやすい形状です。外観はソニーらしい洗練されたデザインで、上位グレードの機種にもそれほど劣らない印象です。

Snapdragon 630、4GBメモリー、64GB内蔵ストレージなど全体的なスペックはミドルクラスのスマートフォンとしては標準的ですが、今回のワイモバイルのラインアップの中ではより大きなメモリーを搭載していますし、モバイル通信の下り最大速度も400Mpbsと他の機種よりも値が高くなっていますので、より高速で安定した動作、通信が期待できます。

microSDカード、おサイフケータイ、防水・防塵にもしっかり対応し、普段使いで全く困らない内容になっています。

Xperia 8のスペック

Libero S10(ZTE)

中国ZTE製の低価格スマートフォンです。価格が出揃ってないので不確かですが、おそらく今回のワイモバイルのラインアップの中で最も安い機種となります。

ディスプレイは解像度がFHD+(2,160×1,080ドット)で高精細。濡れた手や手袋をした手での操作にも対応し、ほかの機種と遜色の無い内容です。また低価格モデルながらカメラは標準カメラ+深度測位カメラのデュアルカメラとなっていて、背景ぼかしやポートレート撮影が楽しめるようになっています。

本体は防水・防塵に対応。背面には指紋センサーを搭載しています。おサイフケータイには非対応なので注意したいところです。

プロセッサはSnapdragon 450、メモリーは3GB、内蔵ストレージは32GB。LTE通信速度は下り最大112.5Mbpsと低く、Wi-Fiも5GHzに非対応です。1~2年前のミドルクラスと同程度のスペックですが、その分価格はぐっと抑えられています。

Libero S10のスペック

Android One S6(京セラ)

Android Oneブランドのスマートフォンが2機種発売されることになりました。この「S6」と、下で紹介する「S7」です。日本では、より高性能・高機能なXシリーズと、価格重視のSシリーズの2系統で展開されていますが、今回発売される2機種はSシリーズの機種として初めておサイフケータイ機能を搭載しました。

Android OneはGoogleと各国の端末メーカーが協力して開発されるスマートフォンです。シンプルな構成で、Googleの各種サービスが使いやすくなっているほか、最新のAndroid OSとセキュリティサポートが提供され続けるので長く安心して使えるというメリットがあります。S6、S7ともに最新のAndroid 10を搭載して発売されます。

S6はデュアルカメラを備えた京セラ製のスマートフォンです。デュアルカメラは流行りの標準+広角の組わせとなっていて、後ろに下がらなくても被写体全体が収まる写真や、壮大な風景をバックにした迫力のある写真を撮ることができるようになっています。背景にボケを加えることもできます。

本体は防水・防塵に加えて耐衝撃性能を備え、落下させても壊れにくくなっています。また、ディスプレイには濡れた手や手袋を付けた手でも操作できる機能が搭載されています。

プロセッサには低廉なMediaTek製P35プロセッサが採用されています。Xperia 8やS7が搭載するSnapdragon 630と比べてグラフィックス性能がやや劣るとされていてゲームにはやや不向きですが、ウェブ閲覧やSNSなどのライトな使用では十分に快適に動作するはず。メモリーは3GBで内蔵ストレージは32GB。5GHz Wi-Fi、Bluetooth5.0に対応します。LTE通信速度は下り最大112.5Mbpsです。

おサイフケータイ、指紋認証、赤外線通信に対応しています。

Android One S6のスペック

Android One S7(シャープ)

もうひとつのAndroid One新機種がシャープ製のS7です。メモリー、ストレージは上の2機種と同じですが、プロセッサがミドルレンジ向けのSnapdragon 630を採用し、もう少し動作に余裕が出せるようになっています。また、5GHz Wi-FiとBluetooth5.0はもちろん、下り最大250Mbpsのモバイル通信に対応し、通信面でもアドバンテージがあります。

電池持ちの良さも注目です。本体の薄さをキープしながら4,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、外出時の長時間利用にも耐えられるようになっています。メーカーは一週間の電池持ちを実現したと謳っています。

カメラはシングルカメラです。電子式手ブレ補正に加え、被写体の動きに応じてAIがシャッタースピードや露光を自動で調整し、走り回る子どもやペットの姿も鮮明に捉えるとされています。

便利機能として、おサイフケータイ、防水・防塵・耐衝撃に対応しています。指紋認証機能を搭載していないのが残念な点です。

Android One S7のスペック