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Googleが写真共有サービス「Picasa」を5月1日で終了へ。開発リソースをGoogleフォトへ一本化

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Googleが写真共有サービス「Picasa」を5月1日で終了すると発表しました。

「Picasa」はGoogleが2004年に買収したサービスで、写真や動画のオンライン保存や、他のユーザーとの共有ができました。

Googleのサービスということで当初はAndroid標準のフォトサービスのような形で使われ、利用者も多かったと思いますが、その後Google+のフォト機能が出来たり、昨年7月には新サービス「Googleフォト」がリリースされて本格的な移行が促されたことで下火になっていました。GoogleはPicasaを終了することにした理由について、写真サービスにかけるリソースをGoogleフォトに一本化するため、としています。

5月1日以降はGoogleフォトにログインすることで、これまでにPicasaに保存していたファイルにアクセスでき、Googleフォトで提供される検索や編集といった機能を使って写真・動画を引き続き管理することができます。

Googleフォトに移行したくないユーザーには、Picasaに保存されたファイルの閲覧、ダウンロード、削除を行うことが出来る別の方法が用意されます。ただし、編集とアルバムの新規作成はできません。

PC向けのアプリケーションは3月15日でサポートが終了され、ダウンロードができなくなります。それ以前にダウンロードしてあったものは引き続き利用できますが、アップデートは何ら提供されません。

開発者向けの「Picasa API」も一部機能の提供が終了されます。Picasaと連携するサードパーティー製のサービスやアプリが利用できなくなることを意味します。

情報元:Google