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KDDI、CATV会社と共同で「スマートテレビ」に参入、専用端末で”ケーブルテレビ+Android”の環境を提供

KDDIが今年の夏モデル発表会で発表した「Smart TV BOX」。発表時点では具体的な内容は説明されませんでしたが、7月15日付の日本経済新聞の報道により、一部詳細が明らかになりました。

報道によれば、KDDIはCATV会社と提携し、テレビ番組とインターネットの両方を楽しめる「スマートテレビ」のサービスを始めます。「セットトップボックス(STB)」と呼ばれる専用端末と市販のテレビを接続することで、地上デジタル放送やBS、CSのほかに、ネット上のサービスを利用することができます。

STBはプラットフォームとしてAndroidOSを採用します(KDDIの5月の発表では「Android4.0」)。一般的なAndroid端末同様、WEBサイト閲覧、動画・静止画・音楽視聴などはもちろん、アプリも利用できます。KDDIが展開しているAndroid端末向けサービスも利用可能で、KDDIの発表によれば具体的に「うたパス」や「ビデオパス」が利用できます。

無線LANルーターとしての機能も搭載するといいます。まだ無線LAN環境のないユーザーは、このサービスおよび装置を導入することで、家族皆が高速インターネットが利用できる無線LANの環境も同時に構築することが可能となります。

日本経済新聞によれば、専用端末のレンタル料など月額料金は、従来のCATVの専用端末と同等にする可能性が高いとのことです。

KDDIはこの「Smart TV BOX」のトライアルサービスをこの夏より開始すると発表しています。

以下、5月に発表された際に公開された紹介動画からの抜粋です。

 

 

情報元:日本経済新聞