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ドコモ2011年夏モデルのスマートフォン、特徴まとめ

NTTドコモ 2011年夏モデルスマートフォン まとめ

※この記事は正式発表前に投稿されたものです。正式発表後の最新の比較表をご覧ください。

ドコモの2011夏モデルとして発表されるであろうスマートフォンのパンフレットが流出し、どのような顔ぶれになるかがほぼ明らかになりました。

そこで今回流出した端末の一覧と、それぞれの特徴をまとめてみました。

発表が予想される端末の一覧と、各機種の代表的な特徴は次のとおりです。

CPU、メモリー、Androidバージョンなど比較要素はたくさんありますが、今回はざっくりとした比較をするためにコンセプトと代表的な機能だけ表にまとめました。「軽量、コンパクト」の2項目については主観も入りますが一応データに基づいたものです。「高速通信」についてはFOMA HIGH SPEED 14Mbps/5.2Mbpsへの対応/非対応を表しています。全ての項目が明らかになっているわけではないので、あくまで現段階で判明しているもののみ○を付けました。

MEDIAS WP N-06Cが多機能であることが分かります。縦横サイズは決してコンパクトではないものの7.9mmという薄さを鑑みてコンパクトの項目を○にしました。薄型、軽量でありながらワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信の3大機能を搭載していますし、その上防水仕様でテザリングまで使えちゃいます。Android2.3を搭載しますし比較的新しい1GHzCPUを搭載していますので動作は軽快だと推測できます。いろいろ遊べる機種だと思います。気になるのは電池の持ちの悪さです。ボディーが薄いので大容量バッテリーの搭載は難しいですし、大画面&多機能&高周波数CPU搭載のため消費電力は少なくないでしょう。

XPERIA acro SO-02Cは今夏最も人気の高い製品になると思われます。XPERIA X10、XPERIA arcと続いてきたシリーズ作ですし、何より今回はワンセグなどの日本独自機能も搭載していますのでより一層注目度は高まります。上表の中では別段目立ったところはありませんが、いわゆる”スタンダード機”と捉えるのが正しい見方でしょう。ブランド力、端末のデザイン性、液晶の綺麗さがずば抜けて高いです。1,500mAhのバッテリーを搭載しているので比較的電池持ちも悪くないと思われます。期待して良いと思います。

Galaxy S II SC-02Cは圧倒的にハイスペックな端末です。1.2GHzデュアルコアCPU、1GB大容量RAM、16GB大容量ROM、1,650mAh大容量バッテリー、約4.3インチ大型ディスプレイを搭載します。動作のサクサク・ヌルヌル感では右にでるものはいません。それでいて8.9mmという薄さを実現しているのですからたまりません。ディスプレイはSUPER AMOLED Plusを採用し、1、2を争う鮮やかさだと思われます。また、グローバルモデルであることも大きな特徴の一つです。新しいAndroidバージョンへいち早くアップデートされることでしょう。ワンセグが搭載されているのも嬉しいですね。グローバルモデルではオプションとして存在するNFCは残念ながら非搭載となります。それだけが悔やまれる点です。

AQUOS Phone SH-12Cは裸眼立体視が出来るディスプレイと、動画も3Dで撮影できるツインカメラを特徴としています。540×960(qHD)の高解像度ディスプレイも特徴の一つです。テザリングも出来ます。シングルコアながら1.4GHzの高周波数CPUを搭載していますので、動作の機敏さも期待して良いものと思われます。懸念点はやはり電池持ちの悪さでしょう。

AQUOS Phone SH-13Cは防水・防塵・コンパクトを売りにした端末です。どちらかというと女性にターゲットを据えているような気がします。3.7インチでありながらSH-12Cと同じ解像度の540×960(qHD)となっていて、高精細なディスプレイとなっています。特殊な電源パッドを使ってワイヤレス充電ができる点が独創的です。こちらもテザリング可です。

Optimus bright L-07Cは非常に明るいディスプレイと、軽量&コンパクトを特徴とした端末です。ディスプレイが明るため、光がさして眩しい野外でも比較的鮮明に画面を見ることができます。もう一つ特徴的なのは「ジェスチャーUI」を搭載している点です。端末側面にあるG-Keyと呼ばれるボタンを押しながら端末を振ったり持ち上げたりすることで、電話に応じたりページをスクロールしたりすることができます。片手が使えない電車の中や、雨で傘をさしている時などに、いちいちディスプレイをタッチしなくても操作できるのが便利そうです。メインターゲットは若い男性会社員と大学生ということですが、アクティブに活動する幅広い層に人気が出そうです。こちらもグローバル端末なのでOSバージョンのアップデートは早いと思います。テザリングに対応します。

P-07Cは女性をターゲットにした端末です。おサイフ、ワンセグ、赤外線通信の3つの必須機能はしっかり押さえながら、片手での操作がしやすいタッチスピードセレクターの搭載や、女性にウケる端末デザイン&カラーをしています。ソーシャルハブアプリであるFuture Plusは、これ自体の利便性もさることながら、使えば使うほどポイントが貯まってオリジナル壁紙やデコ用キャラクターがと交換できるという仕組みが非常に面白いです。

F-12Cは”使いやすさ”にフォーカスした端末です。独自のユーザインタフェース「NX! comfort UI」」を搭載し、端末に話しかけるだけで使いたいアプリが起動する機能や、通話中であることを知らせる機能など、これまで従来型のケータイで追求されてきた極め細かい工夫がスマートフォンに移植されています。スマートフォン初心者やご年配の方でも戸惑うこと無く利用できるようになると思います。ワンセグは非搭載ですがおサイフケータイ、赤外線通信には対応しています。高性能な防水・防塵仕様である点も特筆すべき点です。端末デザインにもこだわりがあり、英国で最も有名なスーツケースメーカー「GLOBE TROTTER」とのコラボレーションで実現したといいます。

LOOX F-07Cは今期発売されるものの中で最も特異な端末です。「変態」とまで言われる本機は、Windows 7とSymbianの2つのOSを搭載したデュアルブートマシンです。各OS間をボタン一つで行き来できます。1024×600(SVGA)という高い解像度を持つことも特徴の一つです。横スライド式のQWERTYキーボードを搭載しています。キーボード横にはトラックボールも搭載されています。どのような操作感で、どういった用途で使われるのか、私などには想像もできません。

まとめ

どの機種も特徴が明確でターゲットも絞られているので、ある意味選び易いと思います。ただ、前評判だけで言えばXperia acroとGalaxy S IIの注目度は圧倒的かと思います。日本独自機能が欲しければXperia acro、ワンセグだけあれば良いというのならGalaxy S II、といった感じですね。

日本独自機能搭載モデルの中で選ぶなら、Xperia acro、MEDIAS WP、AQUOS Phone SH-13Cの3機種が最有力候補になってくるかと思います。防水や3D、テザリングが不要であれば端末デザインと電池持ちの面でXpeira acroが優勢ですし、防水が欲しければMEDIAS WP、3Dを試してみたければAQUOS Phoneということになります。個人的にはAQUOS Phoneの1.4GHz動作のCPUを試してみたいです。

入門機という観点ではP-07CとF-12Cが優れていると思います。両機とも「わかりやすさ」をテーマにしているのでケータイにより近い機能やインターフェースを備えています。また、例えばマニュアルやサポートなども入門機ゆえに易しく作られていると思われますし、分からない者同士のコミュニティーが形成されるなどして疑問の解決も容易かもしれません。

ビジネスユースに使うならOptimus brightは有力候補に入ってくると思います。G-KeyとジェスチャーUIのコラボは間違いなく便利だと思います。

LOOX F-07Cは変態仕様ということなのでやっぱり変態が使うべきだと僕は思いますがいかがでしょう。

おまけ

これで一応9機種となります。ドコモは2011夏モデルとして20機種を投入する予定で、このうち10機種はスマートフォンであると言っています。残る1機種 はサプライズで登場するのかもしれませんし、噂では富士通のカーナビ特化型スマートフォン「F-13C」が発売を延期したという話も出ているので、この9機種で終わりという展開もあると思います。地震の影響もあるので後者のほうが可能性は高いかと思いますが、Xperia X10 mini Xperia X8の後継機で開発コードネーム”Urushi”で 知られるソニエリのコンパクト端末の投入も一方ではささやかれています。

追記:BlackBerryを搭載したBlackBerry Bold 9780が残りの1機種になるとのことです。